2018年06月23日
イギリスのリキュール「ピムス」
イギリスのリキュール「ピムス」は、彼の地の夏を代表する飲み物です。

ピムスは、19世紀中盤のロンドンでオイスター・バーを経営していたジェームス・ピムさんによって生み出されました。 当初はジンをベースに様々なハーブ・スパイス・フルーツを配合しできた自家製サングリアのような酒だったのだとか。 あの店のアレ的なローカルなお酒だったピムスを世に広めたのは店の3人目のオーナー:ホレーショ・ディビズ卿。帝国軍人でありビジネスマンでもあった彼はピムスを大量生産&瓶詰めするといった製品に仕立て上げ、 海外に輸出するに至り販路の拡大に成功しました。またディビズ卿は彼自身のコネクションを利用してこの酒をイギリス上流階級にも広げました。 以来、ロンドンの夏の催しものには必ずと言っていいほど登場する人気の酒になったそうです。
飲み方はと言うと炭酸やレモネードで割るのが普通ですが、忘れてはならないのが「キュウリのスライス」。ピムスが広まった頃、キュウリは遠くから運ばれてくる高級野菜だったそうで、 そのキュウリを使うことでステータス性を持たせたのだとか。ピムスの優しい苦みにはキュウリの青臭さがよく合います。
ウィンブルドン、ヘンリー・レガッタ(テムズ河で行われるボートレース)、アスコット競馬(イギリス王室が所有する競馬場での競馬)、 それらにはピムス専用のバーがひとつの会場に何軒も出店されるほどロンドンっ子に愛されている夏の飲み物。独特の甘苦い風味をさっぱりとお楽しみください。
BAR ISLEは夕方5時より開いています。
皆さまのご来店をお待ちしています。

ピムスは、19世紀中盤のロンドンでオイスター・バーを経営していたジェームス・ピムさんによって生み出されました。 当初はジンをベースに様々なハーブ・スパイス・フルーツを配合しできた自家製サングリアのような酒だったのだとか。 あの店のアレ的なローカルなお酒だったピムスを世に広めたのは店の3人目のオーナー:ホレーショ・ディビズ卿。帝国軍人でありビジネスマンでもあった彼はピムスを大量生産&瓶詰めするといった製品に仕立て上げ、 海外に輸出するに至り販路の拡大に成功しました。またディビズ卿は彼自身のコネクションを利用してこの酒をイギリス上流階級にも広げました。 以来、ロンドンの夏の催しものには必ずと言っていいほど登場する人気の酒になったそうです。
飲み方はと言うと炭酸やレモネードで割るのが普通ですが、忘れてはならないのが「キュウリのスライス」。ピムスが広まった頃、キュウリは遠くから運ばれてくる高級野菜だったそうで、 そのキュウリを使うことでステータス性を持たせたのだとか。ピムスの優しい苦みにはキュウリの青臭さがよく合います。
ウィンブルドン、ヘンリー・レガッタ(テムズ河で行われるボートレース)、アスコット競馬(イギリス王室が所有する競馬場での競馬)、 それらにはピムス専用のバーがひとつの会場に何軒も出店されるほどロンドンっ子に愛されている夏の飲み物。独特の甘苦い風味をさっぱりとお楽しみください。
BAR ISLEは夕方5時より開いています。
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Posted by BAR ISLE at 16:30
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