2013年06月07日
バッファロートレース

アメリカのバーボンウィスキーです。
昨日のブログで紹介したバーボン「バッファロートレース」。テイスティングで気に入りましたので、早速仕入れました。
改めて…。
アメリカ最古の蒸留所と言われる「バッファロートレース蒸留所」。
1857年、ケンタッキー州・州都フランクフォートにてベンジャミン・ハリソン・ブラントン氏が建てた蒸留所がバッファロートレース蒸留所の前身とされています。
その後、「ジョージ・T・スタッグ蒸留所」、「シェンリー蒸留所」、「ブラントン蒸留所」、「エンシェント・エイジ蒸留所」と名前が変わり、1999年に現在の「バッファロートレース蒸留所」となりました。…この蒸留所のある辺りが昔「水牛がケンタッキー川を通った場所:バッファロー・トレース」と呼ばれているところから現在の蒸留所名になったそうです。
ここは禁酒法時代(1919年~1933年)にも医薬目的の為として蒸留を許可された蒸留所で、現在まで存続している唯一の蒸留所でもあります。
↑ここまでに複数のバーボン銘柄が出てきていますが、バーボンはひとつの蒸留所で複数の銘柄を作っていることが多く、このバッファロートレース蒸留所でも、
・バッファロートレース
・エンシェント エイジ
・ベンチマーク
・ブラントン
・イーグルレア
・エルマー.T.リー
・ロック ヒル ファームズ などを生産しています。
現在アメリカで稼働しているバーボンの蒸留所は10軒ほど。その10軒ほどで100を超える銘柄を生産しています。ひとつの蒸留所でひとつの銘柄を生産している(例外あり)シングルモルトのスコッチウィスキーとは対照的ですね。
蒸留所にある40万樽の原酒の中から8年以上の熟成をさせた35~45樽のみを厳選し、テイスティングの後にブレンド、アルコール度数を45%に調整してボトリングされます。
バッファローが描かれたラベルとワイルドな名前とは裏腹に、上品な甘い香りとエレガントな口当たり。ストレートやロックでじっくりと楽しみたいウィスキーです。
さて。今週も1週間お疲れさまでした。
美味しいお酒で自分自身に「お疲れさま」と言ってあげましょうよ。
BAR ISLEは今日も夕方5時より開いています。
皆さまのご来店をお待ちしています。
Posted by BAR ISLE at 16:30
│新入荷のお知らせ